味の話

f:id:catek0w0:20160316233520j:image

  昨日は自分の仕事の話をしたけど、職場は片道1時間半くらいの所にある。1時間半を電車でガタゴト通勤する。そういうと大半の人は「ええー!?大変だねー……」っていう反応をしてくれるんだけど、私が中学生の頃は、片道2時間かけて通っていたからそんなに苦でもない。寧ろ、季節が冬ともなれば電車から日の出を眺めていた学生時代の通学のほうが辛かった。太陽を眺めながら電車で爆睡を決め込んだ。因みに当時私が使っていた電車は、乗り換えのために降りる駅が終着であり、終着駅に着くとまた来た方面に行き先が戻る、という同じ線路を行ったり来たりするタイプの電車だった。その結果、私がどうなってしまったのかは察して欲しい。目覚めると過ぎたはずの駅、腕時計をみると午後へのカウントダウンが始まっていた時の衝撃は凄まじかった。家に帰った。

  駅には色々なものがあるなあと思ったのは最近の事だ。いや、今までも駅には色々あると思っていた。でもそれは利便性での話である。コンビニが集まっているとか、カラオケがあるとか、そういう範囲の話だった。最近はかなり大きな駅を利用するからか、出店?が出ているとか、週替わりで販売する店が変わるスイーツ店があるとか、そういう事が目に止まるようになって、美味しいものがたくさん集まる場所なんだなぁ、と特に思った。
  今日まで店を出していると言った、苺大福の出店が美味しそうだから買って帰った。スーパーでよくある、天ぷらをセルフで入れるような透明なパックに入れてくれたんだけど「このパック6つ用やから後2つ買わへんと饅頭がゴロゴロするよ!」と言われた、めっちゃ早口だった。財布に1000円しかなかったので「それで大丈夫です」と返答すると「じゃあゴロゴロしてもええね!?めっちゃゴロゴロするさかい、傾けたらあかんよ!」って渡された、めっちゃ関西って思った。1時間半の帰り道ではもちろん傾いたので、家に帰ってパックを開けたらめっちゃゴロゴロしていた。ていうか6つ買わなきゃゴロゴロするシステムってなんだよ。すごく美味しかったです。

  そんな風に美味しいものを食べて生きていると太る、だって美味しいものは油と高カロリーで出来ているから。私も右にならえでデブである。
  この間、職場で3人のムーミン(精一杯の婉曲表現)が集まった。店長、男性社員のKさん、私、である。Kさんが「ちょっとこれみんなで割り勘してやってみません?」と、FAXでの申し込み用紙を持ってきた。読んでみると「もろみ酢」と呼ばれる、健康食品のようなものの宣伝だった。3900円。たっか。1枚の紙切れには、所狭しとダイエット成功事例が書いており、極め付けには「マズければ全額返品!」とまで書いてあった。3人で1500円ずつ出そう!と言われてなんだそれくだらねえと思いつつ1500円出した、1500円で話題ができるなら安いものだと思って、その後にめっちゃ関西って思った。
次の店に郵便物が届いた。(なんで店に発注してるのこの人……)すごい恥ずかしいじゃん……

f:id:catek0w0:20160317001645j:image

中身はこんな感じ。そしていざ試飲

「…………まっっっっ……ず………」


マズイ、すごいマズイ。ていうかなんか想像してたのと違う味がする。おいK全部飲めよちゃんと、流し持って行ってんじゃねえぞ、お前なんか想い人を友人にとられてしまえばいいんだ。
多分、この製品がマズイわけじゃなくて、もろみ酢っていう製品がこんな味なんだろう。酢っていうから、てっきり酸っぱいのかと思ってたのにガッカリだ。調べてみるとお酒を作る過程で、もろみという副産物が出てくるらしい。それを元に作られたからか、全然酸っぱくなくて、ちょっと変にお酒っぽいような味がする。
返金案件だろ!と思ったけど、そのもろみ酢は、未だに店の冷蔵庫に眠っている。店長もKさんも飲まなくなってしまって、私がなんとなく昼食後飲んでいる。美味しいご飯の後の小さなストレスである。一応、もろみ酢ダイエットとか美容とか流行った時期はあるらしいので、何かしら効果があればラッキーくらいに思っておこう。私に感謝しろよ、もろみ酢頼むから体重20キロくらい減らしてくれ